海外移住
ここは翻訳会社。 翻訳会社には海外移住に関する翻訳も持ち込まれます。 海外生活の経験が多い筆者にとって、そのような翻訳案件に出くわすと、いやおうなく海外移住に対する考えをあれこれ巡らせてしまいます。 そこで、海外移住に関する「落書き帳」を作ってみました。 [関連:翻訳会社ソリュテック]
日本は、生活費が比較的高いので、年金生活をしている高齢者の一部の人には、移住はかなり魅力的なオプションであると思います。
たまたま先日テレビを見ていたら、退職後ブルガリアに移住している人のレポートをしており、気候、物価、治安の面でおすすめとのことでした。そういう番組を見ると、元気なうちは移住生活というのも悪くないのではないかと思えてきます。
そこで、移住先ですが、移住先に何を求めるかによって色々変わってくると思いますが、先のブルガリアなどは物価がかなり安いので年金などで悠々生活を送りたい方に向いているかもしれませんが、物価よりも楽しさ、つまり、エンターテイメント性を求めるのであれば、オーストラリアが良いかもしれません。
オーストラリアあたりでは、下記の理由から日本からの高齢者の移住者を歓迎しており、移住者を受け入れるシステムが整っているようです。
1)年金生活者であれば、日本政府から支給される確実な収入が確保されている。
2)しかも、その収入が、現地の労働によるものでないので、現地の労働市場の仕事を奪うという政治的問題がない。
3)日本人は、宗教的、人種的、にニュートラルで、政治的な懸念が少なく移民としては受け入れやすい。
ちなみに、まだ高齢者の領域に達していない一般成人の場合、現地の労働市場を保護するため簡単には移住できません。特定の職能(例えば、日本食の板前とか、現地人の職域を侵さないもの)を持った人であれば移住できる可能性があります。
あと、オーストラリアの会社のスポンサーがある場合や、5000万円以上の資本を持ち込んでビジネスを開業する場合は長期的なビザを取得することができる可能性があります。
ビザの申請は、簡単で、もちろん個人的に申請できますがすが、もちろんビザ申請のエージェントがたくさんいます。エージェントに依頼した方がビザが出やすいのは、(でなければ存在価値がありませんから)当然です。
不動産については、外国人による不動産の購入は、許可制ですが、これは、外国人による不動産への投機そしてその結果不動産価格が不当に高騰してしまうのを防ぐため、高額の投機取引にだけ目を光らせるものですから、この場合必ず許可が出ます。(ちなみに、これは、日本人がバブルの時に世界中に買占めに出たことの名残です。)
不動産の購入については、オーストラリアでは、弁護士会社が購入者の代理人として書類手続一切をやってくれます。弁護士といっても事務的手続なので、フィーは非常に安いです。(例えば、6万ドル程度のアパートの購入あるいは売却で500ドル程度。)不動産の物件は、20万ドル(1200万円)程度で標準的な家が買えます。
[関連:海外移住ドットコム]
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